これは私が高校生の時の体験です。
学校帰りに駅まで自転車を走らせていました。
小さなT字路で見通しのいい道路だったのですが、左から来た車が止まったので車の前を横切り真っすぐ進もうとした時、車が走ってきました。
一瞬全てがゆっくり再生される感覚の後、すぐに体に衝撃が走りました。
幸い車のスピードがゆっくりだったので骨折したりなどの大きなケガはありませんでしたが、むち打ちになったり手の小指の爪が全て剥がれ落ちていたり、と本人からするとかなり苦痛を感じていました。
なのに事故の次の日に学校へ行くとクラスの皆から何故か爆笑されるという切ない体験までしてしまいました。
あの時は事故のショックから心が弱っていたので悲しかったことを覚えています。
しかも担任の先生まで笑っていたんです。
今考えるとひどい話です。
その後一番辛かったのは、ケガは治っても自転車に乗っている時に左から走ってくる車に、ちゃんと止まってくれるか不安でヒヤヒヤしながら学校に通っていたことです。
内心泣きそうになりながら自転車を必死に走らせていた記憶があります。
今は自分が車を運転する立場になり、歩行者や自転車にイラつくこともあります。
今度は自分が加害者にならないよう、運転には注意したいものです。
事故の経験は車を運転する立場になった今でも貴重な体験だったことは間違いないと思います。

33歳女性 S.Hさん