初夏の土曜日、朝起きると心地よい天気だったので散歩に出ました。
その道は国道から一本入った、車はなんとかすれ違える程度の歩道の無い狭い道で、平日は裏道として使われて交通量の多いのですが、その日は土曜日という事もあり、車はほとんどいなかったので、私もついつい道路の真ん中寄りを歩き、車が来ると端に寄ってやり過ごしていました。
両側を住宅の壁に挟まれた場所で、背後からゆっくりと軽トラが近付いて来るのに気付き、また端に寄ったのですが、何を考えているのか軽トラは私の方に向かって来ます。
私は慌てて逃げようとしましたが、左側には壁、前方にしか逃げ場は無く、運の悪い事に前方には電信柱が立っていたので三方向を塞がれた形になりました。
私は精一杯デカイ声で『止まれ!』と叫びましたが、軽トラはそのまま走り続けました。
軽トラは私に接触。私は何とか身体を翻して電信柱と壁との間に入り込んだ、挟まれずに済みました。
軽トラの運転手は50代の男性。仕事に向かう途中で自動販売機でコーヒーを買って、走りながらシートベルトをしようとして、上手く嵌らず、金具を確認していて前方を見ていなかったそうです。
私は右腕打撲と右肋骨にヒビ。オマケに電信柱を避ける為に無理な体勢をとった為に腰を痛めました。
運転手は降りて来るなり『大したスピードじゃないから大丈夫だよね?』
なんて言うもんだから、頭に来ましたね。
警察と救急車を呼ばせて、待ってる間も仕事仲間と携帯で連絡を取っていて『ちょっとぶつかっただけで大げさに騒がれちゃったよ』
と言ってるのご聞こえたので、流石に激怒。
『テメェ謝りもしねぇでいい加減にしろ!』
と怒鳴ってやりました。
いや身体が痛くて怒鳴るしか出来なかった。
後日警察に呼ばれた際に加害者の処分について減刑か厳重処分か聞かれたので、厳重処分をお願いしてあげました。
慰謝料は凡そ40万。
周囲からは羨ましがられましたが、2度と事故は御免です。

47歳男性 K.O.さん